思い込みは、脳の最高の省エネシステム

他人の気持ちになってみることは大切です。
そうすることで突発的な感情を抑え、
次のアイデアを出す時間的猶予を得られるからです。
しかし、自分が考えた「相手の気持ち」は推測に過ぎず、
本当の「相手の気持ち」は、
きっと一生懸命考えても出てきません。(^_^)
脳は体重の2%の重量しか無い臓器なのに、 栄養の20%、酸素の25%を消費します。 そのため「選択的情報収集」と「思い込み」という 最高の省エネシステムが備わってます。 自分が欲しい情報しか集めず(見えず、聞こえず)、
その他の「現実」は脳がヴァーチャルにねつ造して、
それを現実と認識します。
だから、自分の立場では他人と同じ情報を集めることが出来ないのです。
そうやって生まれてから今までの間、
他人とは違う情報を集め続けて今に至っています。
では、どうするのが一番かというと「相手に聞く」。
または、相手に質問してもらうのです。
相手に聞けば、自分とは違う感受性で得られた何かを得られます。
相手に質問してもらえれば、
自分では思いつきもしない自分の扉を開けられます。
だれかと意見が合わないときは、
「脳の省エネシステムのお陰でまた話がズレてしまった」と考えて、
相手に聞くか、質問してもらうことで、
第三の解決策を見つける糸口をつかめます。
shinzo